【Interop Tokyo 12】津田大介「ソーシャルメディアは人間力の高い人に教えて対応した方がうまくいく」

自動車 ビジネス 国内マーケット
【Interop Tokyo 12】津田大介「ソーシャルメディアは人間力の高い人に教えて対応した方がうまくいく」
【Interop Tokyo 12】津田大介「ソーシャルメディアは人間力の高い人に教えて対応した方がうまくいく」 全 4 枚 拡大写真

2012年6月14日の「Interop Tokyo 2012」において、ソーシャルメディアに詳しいジャーナリストの津田大介氏によるスペシャルセミナー「現実を変える、ビジネスを変えるソーシャルメディアの可能性」が実施された。

場内に設置されたセミナー用ステージには来場者がつめかけ、用意された席では足りず、通路に人があふれるほどの注目を集めた。

津田氏は日本のソーシャルメディアの現状を解説した後、「ソーシャルメディアで企業がどうふるまうべきか」という問題に対していくつかのアドバイスを挙げた。

それは「情報をオープンにすること。業務として専任の担当者を決める。個人のユーザーと対話の姿勢を出す。個人の顔が見える運営を心がける。複数人でやる場合は、ガイドラインを作る。コミュニティに対して話題を投げかける。企業の周辺情報のハブになるように心がける。ライバル企業と積極的に仲良くする」というものであった。

その上でソーシャルメディアの担当には「人間力の高い人を配置するべき。いわゆる宴会部長と呼ばれるような人が向いています。ITに詳しい人よりも、人間力の高い人にITを教えて対応した方がうまくいくでしょう」という。

また、「ソーシャルメディア革命とは、動員の革命である」と解説。ソーシャルメディアだけで世の中は変わらないが、そのきっかけとなる動員をソーシャルメディアが担うというのだ。

「ソーシャルメディア×クラウド×モバイルで最大化するものは“人の意思”」と説明。つまり受け身で「インターネットで社会が変わる」と考えるのではなく「インターネットで社会を変える」という意識を持つべきだという。「そうしたものを支えるのがIT技術である」とセミナーをまとめた。

《鈴木ケンイチ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  4. <新連載>[車内エンタメ最新事情]音楽を聴く場合、スマホはどう繋ぐ? 便利なのは? 音が良いのは?
  5. 不適切利用47%、カメラ式駐車場管理システムで判明…熊野白浜リゾート空港
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る