【ユーロNCAP】自動緊急ブレーキを安全性評価の基準に…2014年から

自動車 テクノロジー 安全
自動緊急ブレーキのイメージ
自動緊急ブレーキのイメージ 全 4 枚 拡大写真

欧州で唯一、公的な衝突安全テストを実施しているユーロNCAPコンソーシアム。同団体が2014年から、安全性評価の基準として、新たな装備を加えることが分かった。

これは13日、ユーロNCAPコンソーシアムが明らかにしたもの。2014年の安全テストからは、自動緊急ブレーキの装備の有無が、新たな安全性評価の基準に加わることが告げられたのだ。

自動緊急ブレーキは、衝突を避けられないと判断した場合、ドライバーに代わって車両が自動的にブレーキをかけるシステム。すでに一部の新車に標準化、またはオプション採用する動きが広がっている。

ユーロNCAPコンソーシアムによると、自動緊急ブレーキによって最大で27%、事故の発生を減らすことができるという。しかし、欧州で販売されている新車の79%に自動緊急ブレーキが用意されておらず、自動車メーカーで見ると、全体の66%が自動緊急ブレーキを設定していないのが現実。

今回の発表は、ユーロNCAPのテストにおいて、最高評価の5つ星を得るためには、2014年からは自動緊急ブレーキの装備が求められることを示唆したものと受け取れる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る