【ルマン24時間 2012】日産デルタウイング、早くもレプリカ登場

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英国BBC放送の人気自動車番組「Top Gear」が製作した日産・デルタウイングのレプリカ
英国BBC放送の人気自動車番組「Top Gear」が製作した日産・デルタウイングのレプリカ 全 5 枚 拡大写真

16日から17日にかけてフランスで開催されたルマン24時間耐久レース。そこで注目を集めた日産自動車の新世代ルマンレーサー、『デルタウイング』のレプリカが早くも登場した。

このレプリカを製作したのは、英国BBC放送の人気自動車番組、「Top Gear」。従来のルマンレーサーにはない斬新なデザインとコンセプトのデルタウイングに感銘を受け、レプリカの独自製作を決意。2012年のルマン24時間耐久レースに合わせて、レプリカを完成させたのだ。

この「Top Gear」版デルタウイング、フロント部分を絞り込んだブラックボディは、オリジナルのデルタウイングに近いものを感じさせる。しかし、ユーモアあふれる「Top Gear」だけに、多くのパーツを廃車から流用して組み上げるという、オリジナルとは異なる方式を採用した。

例えば、ヘッドライトはプジョー『207』、リアアクスルはフォード『エスコート』、ボディ後部はフィアット『126』とモーリス『1000』など、ジャンクヤードから調達した部品で構成。エンジンも、フォードの廃車から取り外した1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジンを搭載する。総製作時間は、のべ337時間だという。

「Top Gear」では、次シーズンの番組内にこのレプリカを起用する計画。番組内での企画に関しては、現時点では明らかになっていない。

《森脇稔》

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