歩行者をはねたクルマ、目撃の警官が抑止して運転者を逮捕

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17日午後11時ごろ、熊本県熊本市東区内の国道57号で、交差点を右折してきた軽乗用車が、前方で横断していた68歳の女性に接触する事故が起きた。女性は軽傷。クルマは逃走しようとしたが、事故を目撃した警官が抑止。運転していた21歳の男を逮捕している。

熊本県警・熊本東署によると、現場は熊本市東区保田窪付近。交差点には信号機が設置されている。軽乗用車は国道57号から交差する市道方向へ右折していたが、その際に前方の横断歩道を渡っていた68歳の女性に接触したものとみられる。

女性は転倒した際に足を打撲するなどの軽傷を負ったが、クルマは逃走。近くでパトロールしていた警官が追跡して抑止。運転していた南阿蘇村内に在住する21歳の男に職務質問したところ、無免許だということが発覚したことから、自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ、無免許運転)の現行犯で逮捕した。

事故当時、双方の信号は青。男は違反累積で免許停止処分を受けていた。調べに対しては「無免許の発覚を恐れて逃げた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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