米運輸省、トヨタ車の発火リスク調査を拡大…140万台が対象に

自動車 テクノロジー 安全
トヨタ・カムリ(2007年モデル)
トヨタ・カムリ(2007年モデル) 全 2 枚 拡大写真
トヨタ自動車の米国ベストセラー乗用車、『カムリ』と主力SUVの『RAV4』。両車のドア付近から発火する可能性があるとして、米当局が調査に乗り出していたが、その調査対象が拡大したことが分かった。

これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。2012年2月時点では、調査対象は2007年モデルのカムリとRAV4の合計83万台だった。今回、2006年9月から2008年8月までに生産された『ヤリス』や2008年モデルの『ハイランダーハイブリッド』も調査対象に追加。また、カムリとRAV4についても、2007-2009年モデルへ調査の幅を広げた。

この結果、調査対象台数は当初の83万台に57万台が上乗せされ、合計140万台に。今回の調査は、トヨタ車の複数の顧客から、「運転席ドアのパワーウィンドウスイッチ付近から発火した」との情報が寄せられたことを受け、NHTSAが行う予備的なもの。リコール(回収・無償修理)に当たるかの判断は、現時点では下されていない。


《森脇稔》

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