マイクロソフト、独自開発タブレット投入

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マイクロソフト Surface
マイクロソフト Surface 全 5 枚 拡大写真

 米マイクロソフトは18日(現地時間)、Windows 8で動作する独自開発のタブレット端末を発表した。Windows 8のリリースと同時に販売するという。iPadが実質的な独占状態にあるタブレット市場にマイクロソフトが進出を果たすことになる。

 発表されたタブレットはWindows RT版とWindows 8 Pro版の2種類。どちらもディスプレイは10.6インチで、背面のギミックによって写真立てのように机に置くことができ、付属のカバーがキーボードになる。つまり、ノートパソコンのようなスタイルで使うことができる。このカバーの厚みは3ミリで本体とはマグネットで接続する。

 Windows RT版はCPUにARMを搭載。そもそもWindows RTはWindows 8をARMアーキテクチャ向けにしたものなので当然といえば当然だ。一方、Windows 8 Pro版はCPUにCore i5を搭載し、PCで使うのと同じWindows 8 Proが動作する。つまり、この2機種はディスプレイサイズを含めて外観はほとんど同じに見えるが、根本的な部分が違う。Windows RT版はノートパソコンっぽく見えるタブレット、Windows 8 Pro版はタブレットの形をしたノートパソコンといえる。

 現在明らかにされている主なスペックは以下の通り。Windows RT:重量676g、厚さ9.3ミリ、ディスプレイ10.6インチHD、I/FマイクロSD、USB 2.0、Micro HD Video、2x2 MIMO antennae、Office Home & Student 2013 RT Previewプリインストール。

 Windows 8 Pro版:重量903g、厚さ13.5ミリ、ディスプレイ10.6インチフルHD、I/FマイクロSDXC、USB 3.0、Mini DisplayPort Video、2x2 MIMO antennae。

 発売時期はWindows RT版がWindows 8のリリースと同時、Windows 8 Pro版はそれより数ヵ月遅れる模様。価格については具体的には発表されていないが、それぞれのライバルであるARM搭載タブレットやUltrabookと同程度だという。

マイクロソフトがタブレット市場へ進出!! 独自開発の「Surface」を発表

《山田 正昭@RBB TODAY》

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