ホンダは、ユーザーが二輪車、四輪車、汎用製品を使用する際のCO2排出量をグローバルで算定し、20日発行の「環境年次レポート2012」で発表した。同データの開示は、業界では世界初となる。
このCO2排出量は、2011年10月にGHG(温室効果ガス)プロトコルイニシアチブより発行された「スコープ3 スタンダード」に従い、同社の製品ライフサイクルでCO2排出量が最も大きいと思われるスコープ3のカテゴリー11(製品使用)の範囲について算定している。
なお、この算定値においてはビューロベリタスジャパンによる第三者検証を行い、透明性、信頼性の高い情報として、20日発行の「環境年次レポート2012」で開示している。
レポートによると、2020年度のCO2低減目標30%(2000年度比)に対し、2011年度実績は、四輪車が9.5%、二輪車が24.1%、汎用製品が13.5%の低減となっている。