フォード、欧州に新型15車種投入へ…全車が燃費トップレベル

エコカー 燃費
フォードモーターの直噴3気筒ガソリンターボ、1.0エコブースト
フォードモーターの直噴3気筒ガソリンターボ、1.0エコブースト 全 8 枚 拡大写真

フォードモーターは19日、2012年内に欧州市場へ15の新型車を投入すると発表した。全て、クラス最高レベルの燃費性能を標榜している。

【画像全8枚】

15の新型車は、全て新世代の環境エンジンを搭載するのが特徴。ガソリンエンジンは直噴ターボの「エコブースト」、ディーゼルエンジンは直噴ターボの「TDCi」ユニットを積む。

同社の指す15の新型車とは、同一車種で異なるエンジンを積むモデルも、ひとつの新型車とカウント。例えば、エンジンの違いによって、主力コンパクトカーの『フォーカス』は4車種、MPVの『B-MAX』は3車種が2012年に発売される。

15の新型車の中で注目されるのは、フォーカス、B-MAX、そして『グランドC-MAX』が搭載する「1.0エコブースト」だ。ダウンサイジングコンセプトを前面に押し出しているのが、エコブーストシリーズ最小の1.0リットルの排気量を備えた3気筒ユニットだ。

1.0エコブーストは、最大出力が100psと125psの2種類のチューニングが存在。100ps仕様の場合、CO2排出量は109g/km。125ps仕様でも、CO2排出量は114g/kmと、クラストップレベルの優れた環境性能を実現する。

欧州フォードのシェリフ・マラクビー氏は、「我々は2012年、欧州の顧客に最も環境性能の高いモデルを提供する」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  2. 日産『セレナ』改良新型、「LUXION」「ハイウェイスターV」が新グリルで表情一新…278万5200円から
  3. トヨタ『RAV4』新型、3つのスタイルで登場…まずはハイブリッドを450万円から発売
  4. ヤマハが新基準原付を2026年3月、日本発売へ…台湾から『ジョグ125』導入
  5. トヨタ『RAV4』新型、日本精機のスロープ表示ヘッドアップディスプレイ初搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る