BMWは21日、欧州向けの『6シリーズ』と『5シリーズ』の2012年モデルを発表した。
2012年モデルでは、最上級のV型8気筒ガソリンエンジン搭載車を中心に改良を実施。6シリーズの4ドアクーペ、『6シリーズグランクーペ』のV8エンジンが、6シリーズのクーペとカブリオレ、『5シリーズセダン』にも拡大展開されるのが特徴だ。
新エンジンを搭載するのは、6シリーズが「650i」、5シリーズが「550i」グレード。4.4リットルV8ターボユニットは、最大出力449ps、最大トルク66.3kgmを発生する。これは従来比で、42ps、5.1kgmの強化にあたる。
新エンジンを得た650iグレードは、0-100km/h加速4.6秒の実力。それでいて、アイドリングストップやECO PROモードの新採用により、欧州複合モード燃費は11.2km/リットル、CO2排出量は206g/kmと、従来比で燃費は16%向上している。