フォードの小型MPV、B-MAX…ルーマニアで生産開始

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25日、ルーマニア工場でラインオフした新型フォードB-MAX
25日、ルーマニア工場でラインオフした新型フォードB-MAX 全 2 枚 拡大写真

フォードモーターは25日、ルーマニア南西部のクライオバ工場において、新型車の『B-MAX』の生産を開始した。

B-MAXは2012年3月、ジュネーブモーターショー12でデビュー。コンパクトカーの『フィエスタ』をベースに開発された小型MPVで、主に欧州市場で販売される。

B-MAXの特徴装備が、センターピラー一体デザインのスライドドア。「イージードアアクセス」と名づけられた左右の後部ドアは、1500mm以上というワイドな開口部を誇る。またパワートレーンには、フォードモーターの新世代環境エンジン、「エコブースト」の1.0リットル3気筒仕様が用意された。

フォードモーターはB-MAXの生産準備として、クライオバ工場に5億ユーロ(約500億円)以上を投資。同工場の最初の量産車がB-MAXであり、同工場がB-MAXの世界唯一の生産拠点となる。

B-MAXは年内に、欧州全域で発売される予定。欧州フォードのステファン・オデル会長兼CEOは、「今日はフォードモーター、クライオバ工場、そしてルーマニアにとって最高の1日。この世界基準の工場から、最も革新的な商品が生み出される」と述べた。

《森脇稔》

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