BMWとGM、燃料電池分野での提携協議を打ち切りか

モータースポーツ/エンタメ 出版物
BMWの燃料電池試験車(ハイブリッド。2010年)
BMWの燃料電池試験車(ハイブリッド。2010年) 全 3 枚 拡大写真

燃料電池分野での提携を協議してきたと伝えられるBMWとGM。その協議が、打ち切られたことが分かった。

これは27日、『ブルームバーグ』が報じたもの。同メディアの電話インタビューに応じたBMWの広報担当、アレクサンデル・ビルゲリ氏は、「GMとの協議は続いている。しかし、もはやその協議は、燃料電池に関するものではない」と話したというのだ。

BMWグループのノルベルト・ライトホーファー会長は2012年3月、ジュネーブモーターショー12の会場で、燃料電池など将来の技術開発分野において、GMと提携に向けた協議を行っていることを明らかにした。それから3か月を経て、燃料電池分野での提携協議は打ち切られたことになる。

この背景には、トヨタ自動車の存在がありそうだ。BMWとトヨタは29日、何らかの記者発表を行うことを公表済み。その内容は、両社の提携を燃料電池分野にまで拡大することと見られている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る