iPhoneに「十分対抗できる」…ドコモ、GALAXY SIII 発売

自動車 ビジネス 企業動向
発売開始セレモニーの様子
発売開始セレモニーの様子 全 24 枚 拡大写真

 NTTドコモは28日、GALAXYシリーズ最新モデルとなる「docomo NEXT series GALAXY S III SC-06D」を全国で一斉に発売した。ドコモが発表している2012年夏モデルのXiスマホとしては第1弾の発売となる。あす29日には「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」が、さらに30日には「Optimus it L-05D」が続けて発売され、いよいよ夏商戦本番といったところだ。

 同日、ビックカメラ有楽町店では「GALAXY S III SC-06D」発売開始セレモニーが開催され、ビックカメラ有楽町店の塚本 智明店長や、NTTドコモ代表取締役社長 加藤 薫氏、さらにスペシャルゲストとして堀北 真希さんが登壇した。

 まず初めに挨拶をおこなった塚本店長は、Xiによる高速通信や4.8インチの大画面HD有機EL液晶に言及し、「ものすごく快適で、驚くほど綺麗! ビックカメラ有楽町ではアクセサリーや関連商品を200種類以上そろえて、(GALAXY S IIIを)最大注目商品として拡販していきたい」とコメント。ゲストの堀北さんも「GALAXYと言えば綺麗な画面だと思います。今回も、画面が大きくなったこともあって見やすくなっていると思います」と期待を寄せた。堀北さんは、GALAXY初のおサイフケータイやモーションセンサーを使った直感操作についても触れ、「買い物もスムーズで楽しいと思います。新しい操作性も楽しみにしています」と述べた。

 ドコモの加藤社長は、同端末の27日までの予約数(全国のドコモショップでの数値)が6万台を超えており、非常に好調であるとアピール。また、GALAXYシリーズは全世界で累計5,000万台の販売実績があるが、「GALAXY S III」については、先行販売している他国の数字を合わせると7月末までに1,000万台を超える見込みだといい、「ドコモとしてもその一翼を担って、販売を強化していきたい」と述べた。ドコモの夏モデル全体については、「夏モデルは17機種を予定しているが、そのうち11機種がXi対応。これからはスマートフォンの時代であり、Xiの時代。高速通信、スマートフォンが非常に使いやすくなり、機能もサービスも上がっていくと思う。期待してほしい」とした。

 セレモニー後の囲み取材では、対iPhoneについての質問が相次いだ。それに対して加藤社長は、「操作性も機能もバランスもよく、ドコモのサービスも織り交ぜながら、非常に強い商品」「AndroidというオープンなOSを使って、お客様の臨むもの、ドコモが提供したいものを上手くブレンドして訴求していく」などとし、「非常に期待しており、十分に対抗できると思っている」と自信をみせた。

 ビックカメラのオープン後、売り場を訪れた人に話を聞いてみた。スマートフォンユーザーだという女性は、現在所持している端末の操作性に不満があるといい、「(GALAXY S IIIは)凄くサクサク動くので驚いた」とし、デモ動画を見ながら「画面もすごく大きくて綺麗で見やすいと思う」とコメント。ガラケーからの買い替えをずっと悩んでいるという女性は、「画面がむき出しなのがどうしても不安だったが、強化ガラスと聞いたので少し気になっている」「画面や操作性はいいと思うが、ほかにどんな機能があるのか中々分からないので、色々試してみてじっくり決めたい」と少し慎重な様子。しばらく売り場を眺めていて感じたのは、思いのほか女性が多く訪れること。今回カラバリを初出荷時から2色にしたことや、ソフト面でのデザインを優しいイメージに転換したこともあって、女性の選択肢の中にも入りやすくなっているのかもしれない。

対iPhone「十分対抗できる」……ドコモ、GALAXY S III発売開始セレモニー

《白石 雄太@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  4. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  5. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る