商船三井、関西電向けLNG船2隻の長期定期貸船契約・造船契約を締結

自動車 ビジネス 企業動向

商船三井は29日、関西電力と新造LNG船2隻の長期定期貸船契約を締結した。同時に、同社は、同LNG船の造船契約を川崎重工業ならびに三菱重工業と各々1隻ずつ締結した。

第1船は2016年に、第2船は2017年に就航する予定で、商船三井が船舶管理および運航を行い、関西電力向けLNGの輸送に従事する。

第1船は、川崎重工が新たに開発した船型で、貨物タンク容量が16万4700立方メートル級のモスタイプのLNG船。世界の主要なLNGターミナルへ入港可能な船体寸法を維持しつつ、2014年に完成予定の新パナマ運河を通峡可能なモスタイプでの最大船型。

第2船は、貨物タンク容量が15万5300立方メートル級で、三菱重工が開発した連続タンクカバー型船。4基ある球形タンクを船体と一体構造の連続カバーで覆うことにより、船体の全体強度を確保しながら軽量化を実現、燃費低減に貢献する。

2隻とも蒸気を再度加熱利用する新型蒸気タービン機関の採用により、燃費の低減を達成。また、最新の防熱システムを採用することで、0.08%/日という世界最小のLNG気化率を達成。余剰ボイルオフガスを抑制し、環境に配慮した、経済性にも優れた設計となっている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキ『ジムニー』ファン必見!限定3000個の精巧キーチェーン登場
  2. ジープ『コンパス』新型発表、初のEVは航続最大650kmを可能に
  3. ポイ活主婦に自動車税の納付の仕方を聞く…キャンペーンで全額還元・ポイントで0円払いもできる!
  4. 静かなオプカンがすごかった! トーヨータイヤ「オープンカントリー H/TII」が登場…岡本幸一郎
  5. ルノーが新型フルハイブリッドを発表、燃費を最大40%向上させる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  2. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  3. “走る巨大バッテリー”の実力! BEV+家電は悪天候でも快適に遊べる組み合わせだった
  4. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  5. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
ランキングをもっと見る