【新聞ウォッチ】上期の国内新車販売294万台、軽自動車は過去最高

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2012年7月3日付

●分裂民主離党届50人、小沢系2人撤回、衆院38,参院12(読売・1面)

●1人乗りEV「コムス」発売、トヨタ車体(読売・8面)

●東電値上げ圧縮へ、審査委方針、家庭用、10%未満に(朝日・1面)

●節電本番、知恵と工夫(朝日・2面)

●国内新車販売53%増、今年上半期、エコカー補助貢献(朝日・9面)

●中小企業基盤整備機構理事長に元トヨタの高田氏(毎日・6面)

●川崎重工バイク1万8000台リコール(産経・21面)

●ダカール・ラリー2輪部門、ホンダ、24年ぶり参戦(東京・6面)

●HVトラック海外生産、三菱ふそう・日野、小型で欧米開始(日経・1面)

●安全基準対応スポーツカー、衝突時、歩行者の頭を保護、マツダ、構造やバンパー工夫(日経・14面)

●ホンダの小型ビジネスジェット、中国・ブラジルも開拓、世界シェア15%目指す-(日経・15面)

●富士重、円高リスク拡大、輸出比率8割に上昇(日経・17面)

ひとくちコメント

2012年上期(1~6月)の国内新車販売台数(軽自動車を含む)は、前年同期比53.6%増の294万7357台となり、2年ぶりの増加に転じた。このうち、軽自動車は109万423台で過去最高を記録したという。日本自動車販売協会連合会(自販連)などが発表したもので、きょうの各紙が取り上げている。

増加の主な理由としては、昨年が「3.11」の東日本大震災で各社とも大幅な減産を余儀なくされ、販売が振るわなかったことに加え、今年は復活したエコカー補助金の効果で大きく販売を伸ばしたことが大きいなどと分析している。リーマン・ショック前の2007年の水準も上回った。

6月も同43.6%増の50万5342台で、9カ月連続の増加。ただ補助金は7月下旬にも終了するとみられ、下期には反動減が予想される。上期はリーマン・ショック前の2007年の水準も上回ったが、年間ベースではどこまでカバーできるのかどうかは不透明。株式相場の格言ではないが「山高ければ谷深し」にならないように、独自の対策が必要になるだろう。

《福田俊之》

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