1か月の残業「平均28.6時間」で調査史上最高を記録

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平均残業時間の推移(2007年~2012年)
平均残業時間の推移(2007年~2012年) 全 2 枚 拡大写真

 インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は3日、「残業時間に関するアンケート調査」の結果を公表した。調査期間は3月10日~11日で、25~34歳のビジネスパーソン(正社員・契約社員)5,000人から回答を得た。

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 それによると、2012年の平均残業時間は「月28.6時間」。この数値は、調査を開始した2007年以降でもっとも多いものとなっている。2007年~2012年の平均残業時間の推移を見ると、2009年に残業が大きく減少し「21.7時間」まで減少した。これは、2008年9月のリーマンショックの影響だが、2010年になると残業時間はリーマンショック以前よりも多くなり、それ以降、2012年まで右肩上がりに増加した。同社では、リーマンショックによるリストラの実施や採用の抑制で人員を抑えていたなか、足元の景気回復により企業で人手不足が発生し、既存社員の業務量(=残業量)が増えたためと推測している。

 次に、職種別(58職種)の平均残業時間を見てみると、もっとも残業が多いのは「映像クリエイター」67.0時間だった。以降、「プロパティマネジメント(不動産管理業)」62.5時間、「セールスエンジニア」57.6時間が続いた。一方、もっとも残業時間が少ない職種は「薬剤師」13.0時間。以降「一般事務/営業事務」13.4時間、「貿易・通関業務」14.2時間となっている。

ビジネスパーソン1か月の残業「平均28.6時間」で、調査史上最高を記録……デューダ調べ

《冨岡晶@RBB TODAY》

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