6月のホンダ米国新車販売、48.8%の大幅増

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ホンダ・アコード(日本名:インスパイア)
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ホンダの米国法人、アメリカンホンダは3日、6月の新車販売の結果をまとめた。総販売台数は6月としては2008年以来、過去最高の12万4808台。前年同月比は5月の47.6%増を上回る48.8%増(季節調整済み)となり、2か月連続で前年実績を上回った。

ホンダブランドの乗用車系では、新型『シビック』が2万7500台を販売し、前年同月比は51.5%増と引き続き好調。これを上回ったが、『アコード』(日本名:『インスパイア』)で、前年同月比77.3%増の2万8924台を売り上げる。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力車種の新型『CR‐V』が、6月の新記録となる2万3282台を販売。前年同月比は44.7%増と大きく伸びた。日本仕様とは異なる北米専用ミニバンの『オデッセイ』も、50.1%増の1万1275台と人気。大型SUVの『パイロット』も、6.1%増の9959台と支持された。

アキュラブランドでは、主力セダンの『TL』が前年同月比41.6%増の3377台、『TSX』が38.6%増の2602台。SUVでは、新型を発売した『RDX』が178.6%増の3090台。『MDX』も46.3%増の5125台と好調だ。

ホンダの2012年1-6月米国新車販売は、前年同期比13.9%増の70万0982台。アメリカンホンダのジョン・メンデル副社長は、「米国の堅調な経済と、顧客の旺盛な需要によって、ホンダは新車販売の最前線に返り咲いた」と語っている。

《森脇稔》

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