上半期のアウディ世界新車販売、新記録

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アウディは9日、6月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、13万3050台。前年同月比は13.1%増と、2桁の伸びを維持している。

市場別では、欧州が市場全体の減速傾向に反して、前年同月比7.6%増の7万2400台と、5か月連続の前年実績超え。このうち、地元ドイツは14.6%増の2万6589台と、5か月連続で前年実績を上回る。アウディによると、欧州では新型『A6』や『Q3』の販売が好調だという。

ドイツに続いたのは英国で、前年同月比4.8%増の1万1071台。一方、フランスは10.1%減の5404台と後退。スペインは横ばいの3904台、イタリアは18.1%減の5003台と落ち込んだ。ロシアは37.4%増の3052台と、好調だ。

引き続き、大幅成長しているのはアジアパシフィック地域で、6月は前年同月比21.3%増の4万0050台を販売。このうち、中国(香港を含む)は3万3309台を売り上げ、前年同月比は20.4%増だった。米国は1万2664台を販売し、前年同月比は26%増と伸びている。

アウディの2012年上半期(1‐6月)世界新車販売は、前年同期比12.3%増の73万3250台と過去最高。同社のペーター・シュヴァルツェンバウアー販売担当取締役は、「この成長を下半期(7‐12月)も持続させたい」とコメントしている。

《森脇稔》

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