上半期のシボレーの欧州新車販売、過去最高

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シボレー・アベオ
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GMのシボレーブランドは10日、2012年上半期(1‐6月)の欧州市場19か国における新車販売の結果を公表した。総販売台数は、上半期としては過去最高の11万7500台以上。欧州市場全体の減速傾向にもかかわらず、前年同期比10.9%増と2桁の伸びを記録した。

国別の販売実績では、イタリアが前年同月比12%増の1万9800台と最多。ドイツが7%増の1万6140台、フランスが12%増の1万4950台で、イタリアに続く。

伸び率が顕著だったのは、オランダとポーランド。オランダの上半期実績は、前年同期比88%増の7800台。ポーランドは79%増の6500台を売り上げた。シボレーの市場シェアは、オランダが2.09%、ポーランドが3.7%だ。

車種別の上半期実績では、コンパクトカーの『アベオ』が3万4310台で最量販車に君臨。同じくコンパクトカーの『スパーク』も3万2010台を販売した。『クルーズ』は2万1000台、ミニバンの『オーランド』は1万4300台、SUVの『キャプティバ』は1万3820台と好調だった。

シボレーの上半期の欧州市場シェアは、前年同期比0.24ポイント増の1.43%と過去最高。シボレーヨーロッパのスーザン・ドチェルティ社長は、「欧州の現在の経済状況下では、顧客の自動車を選ぶ目は厳しさを増している。シボレーの販売が伸びたのは、顧客のニーズに合っているから」とコメントしている。

《森脇稔》

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