三菱自動車、オランダ工場を1ユーロで売却

自動車 ビジネス 企業動向
ネッドカーでかつて生産されていた三菱 カリスマ
ネッドカーでかつて生産されていた三菱 カリスマ 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車は、欧州生産子会社のネザーランドカー(ネッドカー)の全株式をオランダのバスメーカー、VDLグループに1ユーロ(約97円)で売却すると発表した。

三菱自動車は、今年2月、ネッドカーでの車両生産を2012年末で終了し、2013年以降は新たな生産車両の投入をしないことを決定。現従業員を全員引き継ぐことを最優先に協議を進めていた。

株式譲渡予定日は2012年12月。今回の株式譲渡で見込まれる280億円の損失は、2013年3月期に計上する。

ネッドカーは、1991年に三菱自動車、スウェーデンボルボ、オランダ政府の三者合弁事業としてスタート。2001年3月に三菱自動車が全株式を取得し、完全子会社化した。1995年より『カリスマ』を生産し、その後『スペーススター』を生産。現在は『コルト』と『アウトランダー』を生産。三菱車の累計生産台数は約110万台。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  4. 3分で20万台受注!? シャオミの市販車第二弾『YU7』にSNSも大注目!「日系EVとは爆発力が違う」の声も
  5. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る