自動車用ヘッドアップディスプレイ市場、2021年には10倍に

自動車 ビジネス 企業動向
サイバーナビに採用された「AR HUD」
サイバーナビに採用された「AR HUD」 全 2 枚 拡大写真

テクノ・システム・リサーチは『Head Up Display Market Research 2011-2012』を発刊し、2011年のヘッドアップディスプレイ(HUD)に関する市場規模を発表した。

HUDは、フロントウインドウなど、人間の視野に直接情報を映し出す仕組み。当初、戦闘機用に導入されたが、その後、自動車分野をはじめ、多方面へ応用が進んでいる。2012年5月には、パイオニアが世界で初めてカーナビゲーションシステムに採用した。

調査結果によると、2011年の自動車に搭載されるHUDの数量規模は前年比約140%成長し、69万ユニットとなり、金額規模では2億4500万米ドル(約195億円)となった。

同社では、今後は次世代HUD、Embedded and Small Projector(超小型プロジェクター)の技術を応用展開した製品開発が進み、2014年頃には市場投入が開始されると予測。欧州を中心に安全走行システムの導入が進み、それと共にHUDの搭載率も増加。2021年までに HUD市場は約700万ユニットとなり、2012年の市場規模から約10倍へ成長すると予測している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る