6月のフォード中国販売、フォーカス 新型効果で18%増

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フォード・フォーカス
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フォードモーターの中国法人は9日、6月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は5万2440台。前年同月比は5月の8%増を上回る18%増と、3か月連続で前年実績を上回った。

フォードモーターの中国合弁には、乗用車の長安フォードマツダ(CFMA)と、商用車の江鈴汽車(JMC)の2社がある。

長安フォードマツダの6月販売のうち、フォードブランドは3万7038台。販売の主力は、4月に発売された新型『フォーカス』だ。6月は、フォードの中国販売の約3割にあたる約1万5000台を売り上げた。

また、江鈴汽車の6月実績は、前年同月比1%減の1万5093台と、2か月連続の前年実績割れ。こちらは、商用車の『トランジット コネクト』が主力車種だ。

フォードモーターの2012年上半期(1‐6月)中国新車販売は、27万7322台。市場全体の減速傾向を反映して、前年同期比は1%増と、微増にとどまった。

フォードチャイナのデーブ・ショッホ会長兼CEOは、「新型フォーカスを中心に売れている。フォーカスは、2015年までに中国市場へ投入する15の新型車の第一弾だ」と述べている。

《森脇稔》

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