欧州委、2020年のCO2排出規制案を公表…95g/km

自動車 社会 政治
CO2排出量79g/kmを実現したトヨタ・ヤリス・ハイブリッド(参考画像)
CO2排出量79g/kmを実現したトヨタ・ヤリス・ハイブリッド(参考画像) 全 3 枚 拡大写真

欧州委員会(EC)は11日、欧州市場で販売される新車に適用する新たなCO2排出規制の原案を公表した。

この規制案は2020年までに、欧州市場で販売する全ての乗用車やLCV(軽商用車)への適用を目指すもの。その柱となるのが、1台当たりの平均CO2排出量を95g/kmに設定したことだ。

現行の欧州のCO2排出量規制は、2015年に130g/kmを実現するという内容。今回公表された2020年規制の原案は、100g/kmを切る厳しい数値だ。

欧州では2011年、新車1台当たりの平均CO2排出量は、135.7g/kmだった。95g/kmの原案が正式決定となれば、各自動車メーカーには一層の環境対応が求められることになる、

欧州委員会のConnie Hedegaard氏は、「我々の提案は環境保護と、消費者の燃料代節約を図るため。欧州自動車産業の技術革新と、競争力の引き上げも目的」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 晴れた日の洗車が愛車を傷つける! “夏洗車”の落とし穴と対策~Weeklyメンテナンス~
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る