ホンダ熊本製作所、豪雨で一時生産停止も影響は軽微

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダ・熊本製作所
ホンダ・熊本製作所 全 3 枚 拡大写真

九州北部に記録的な豪雨をもたらした影響が、ホンダ熊本製作所(熊本県菊池郡大津町大字平川)にも及んだ。

同製作所から直線距離で約20kmの地点にある阿蘇市の阿蘇乙姫観測所では、1978年の観測以来最多の1時間降水量108mm(12日4時53分~5時53分)を記録した。

熊本製作所では排水溝から雨水が逆流し、製造ラインの床にも侵入。同製作所は漏電を抑えるために生産を一時停止した。このためFUN系のオートバイ(大排気量のスポーツバイクなど)約150台の製造に影響がでた。

一部、従業員の自宅にも豪雨の被害は及んでおり、通勤不能や住宅復旧のための休暇申請もみられた。

豪雨による影響は13日も続いているが、この日は同製作所の既定休業日となっているため、生産への直接的な影響はない。また、部品調達でも、関連会社から被害の連絡はないと、同社では話している。

「生産ラインを止めただけで、生産設備が損傷を受けているわけではないので、16日からの稼動で遅れを取り戻すことはできる」と、同社企業広報担当は話している。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る