九州豪雨、被災した中小企業を支援...経産省

自動車 社会 行政
枝野幸男経済産業相(13日・経産省)
枝野幸男経済産業相(13日・経産省) 全 1 枚 拡大写真

7月13日の会見で枝野幸男経済産業相は、九州豪雨による大分県、福岡県、熊本県の被災中小企業者への対策を発表した。同省は3県に職員を派遣した。

今回の対策にあたり枝野経産相は、「すでに先週の大雨のよる被害を受けた大分県と福岡県について、被災中小企業者対策として特別相談窓口の設置や災害復旧貸付などの措置を講じている。これに加えて、熊本県でも同様の措置を講じることとした」と述べた。

相談窓口は被災3県にある日本政策金融公庫、商工組合中央金庫、信用保証協会などの金融機関。災害復旧のための貸付や、既にある債務の返済条件の緩和に対応する。

日本政策金融公庫は、中小企業事業者に対して1.5億円を限度に、金利1.55%の災害貸付を実施する。また、個人事業者向けにも3000万円を限度に金利2.05%の災害貸付を行う。貸付期間は、設備資金、運転資金とも10年以内。

また、3県の小規模企業共済加入者には、中小企業基盤整備機構が、納付済み掛金に応じた保証人不要の災害時即日貸付を適用する。罹災証明などの書類を持参して、窓口に申請する。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  5. 「4気筒1000ccツアラーは神」ホンダの新型スポーツツアラー『CB1000GT』初公開に、「ほぼパーフェクト」など絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る