バトン「我々が遅いことは明白だ」

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ジェンソン・バトン(マクラーレン)
ジェンソン・バトン(マクラーレン) 全 3 枚 拡大写真

イギリスGPの手痛い敗北を受け、マクラーレンはウォッキングに関係者を招集して緊急対策ミーティングを開催したようだ。

直近6戦の獲得ポイントはたったの54点、しかも半分近い25点はカナダのルイス・ハミルトンの優勝によるもので、チーム混迷の度合いは深い。

表向きにはテクニカルブリーフィングということだが、ルイス・ハミルトンが8位にジェンソン・バトンが10位というシルバーストーンのリザルトが主要な議題であったことは間違いない。チームのコンストラクターズ順位は4位に踏みとどまってはいるが、このままのリザルトが続けは遠からずタイトル獲得の可能性も遠からず絶望的になるだろう。

MP4-27のアップグレードはまもなく投入される見込みだが、もっと根本的な改良を求める雰囲気も日増しに強くなっている。イギリスGP後のドライバーレポートも、重大な問題点があるというトーンで貫かれていて、バトンはいまやマクラーレンのライバルがトップチームではなくウィリアムズやザウバー、フォースインディアが属する中堅クラスに変わったことを認める。

「トップ3チームのペースにはまったく届いていない。ストラテジーやピットストップは完璧だが、ウィリアムズやザウバーが少しラッキーだったりするとやられかねない状況だ。我々が劣っているのか、残りの全チームが上手くやってるのか…。とにかく我々が遅いことは明白だ」

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る