丸紅情報システム、シンベットと代理店契約…固体リチウムイオン蓄電池販売

自動車 ビジネス 企業動向

丸紅情報システムズは、固体リチウムイオン蓄電池の専門メーカーであるシンベットと国内の販売代理店契約を締結した。

まず小型の全固体リチウムイオン蓄電池「エネーチップ」の取扱いを開始した。

エネーチップはプリント基板に実装する超小型で充電可能な電池。固体の電解質を使った構造で、現在主流の液体の電解質を用いたリチウムイオン蓄電池と比べて熱に強く、高温の環境下でも破裂する危険性がない。

また、液体リチウムイオン蓄電池と比べ、温度変化による影響を受けにくいため、液体漏れなどの心配もない。ICチップ形状で、電子基板へ表面実装することも可能で、他の部品と同じ工程で取り付けができる上、蓄電池を取り付けるためのソケットなどの部品が不要となる。

エネーチップは、表面実装に対応した外装パッケージ製品のほか、昇圧回路と充放電制御回路を組み込んだ製品を提供する。また、それぞれの外装パッケージに収納していない製品も設定、高集積化や実装面積の削減などのニーズに応じて選択できる。

外装パッケージ製品の容量12μAhタイプで、1000個一括発注した場合の単価は144円(税抜)から。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る