双日、シェールオイル向けにメキシコ産バライト製造事業に参画

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バライト選鉱工場
バライト選鉱工場 全 2 枚 拡大写真

双日は、メキシコのバライト権益保有会社であるCPCミネリアに49%出資し、高純度バライト製造・販売事業に参画すると発表した。

バライトは、硫酸バリウムが結晶してできた鉱物で、比重が極めて大きい性質を利用し、主に石油・ガス採掘時に用いられる掘削泥水中の加重材として使用される。

従来型の石油・ガス掘削に加えて、最近採掘計画が世界規模で増加しているシェールガス・シェールオイルの掘削にも使用される。

メキシコでの操業開始は2013年夏を予定しており、原石採掘、精製を現地で一貫して実施する。

バライトの供給は中国が世界の総生産量の過半を占めている。双日もこれまで、中国産バライトの米国向けを取扱ってきた。今回の出資によるメキシコ産バライトの権益獲得により、中国以外の調達先の多様化を実現、シェールガス、シェールオイルという新エネルギー分野に貢献、希少資源ビジネスの拡大を図る。

《レスポンス編集部》

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