エクレストンがロンドンGPはジョークではないと語る

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バーニー・エクレストン(参考画像)
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バーニー・エクレストンが先月初めてロンドン市街地GPの構想を打ち上げたとき、大多数の者はお得意の妄想癖が露呈したと考えた。

厳しい見方をする者は、何かから関心を逸らしたいがためにこのタイミングを選んだのだろうと指摘した。その何かとは言うまでもなくゲルハルト・グリブコフスキー収監のニュースである。

ところがエクレストン本人は、こうした批判には意を介さず、あくまでも本気で考えたスキームでありすでに細部の検討に取り組んでいると言う。

「冗談などではないよ。100%本気だ。こんなご時世だから、金は先払いでも構わないと思っている。それで同意が得られ障害がないとわかれば計画を進行したい」

エクレストンが最初に計画を口にした当日、サンタンデール銀行が公表した別のプランも彼のやる気を刺激したようだ。

「彼らからアイデアを聞かされたのは今から2、3か月前だが、イギリスGPやサンタンデールのパブリシティに役立つだろうと言っていたよ。私からもその通りだと答えたのだが、いつの間にか私も旗振り役の一人に加えられていた。本当に私は知らなかったんだが、もちろん名前を出すことは承諾した。ロンドンでレースをするのなら3500万ポンドを負担するとも言っておいた」

エクレストンが直接関与しないところで組み立てられたサンタンデール案は、あちらこちらが非現実的あるいは受け入れられないとして退けられたが、最新案は、オリンピックパークを周回するコースとなっている。

《編集部》

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