豊田自工会会長「ポスト補助金には車体課税のタイムリーな見直しを」

自動車 ビジネス 国内マーケット
豊田章男自工会会長(参考画像)
豊田章男自工会会長(参考画像) 全 2 枚 拡大写真
日本自動車工業会の豊田章男会長は7月19日の定例記者会見で、エコカー補助金の終了に関連し、自動車諸税の負担軽減により、「普通の方が普通のサイクルで車の買い替えができる環境づくりを、早くお願いしたい」と述べた。

2011年末に復活したエコカー補助金は、8月中にも予算枠が消化される情勢となっている。エコカー補助金について豊田会長は「(需要を喚起する)効果は間違いなくあった」と評価。一方で終了すれば「登録車で1台10万円の補助金がなくなる影響はかなり大きい」と語った。

さらに、消費税の引き上げを中心とする税の抜本改正が進められるなか、車体課税についても「抜本的な見直しに向け、より真剣にタイムリーに取り組んでいただきたい」と、政府に要請した。自工会は車体課税について、消費税と2重課税状態になっている自動車取得税の廃止などを求めている。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. マツダ、新型電動SUV『EZ-60』を中国発売…約250万円から
  4. BMWが機能向上、『2シリーズ』新色・『4シリーズ』照明強化・『5シリーズ』利便性アップ…今秋から欧州で
  5. 三菱自動車、次世代技術搭載のコンセプトカー発表へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る