カナディアン・ソーラー・ジャパンは、国内の農林業従事者らを対象にした中小規模の産業用太陽光発電システムの新商品を8月から販売する。
同社は世界第5位の太陽電池モジュールメーカーの日本法人。今回発売する産業用太陽光発電システム「サンガーデン」は、カナディアン・ソーラーの太陽電池モジュールのほか、パワーコンディショナ、架台などの周辺機器を含めた太陽光発電システムのパッケージ商品。主に、農林業従事者向けの販売を想定し、遊休地、耕作放棄地、汚染地などを有効活用することで、中小規模の産業用太陽光発電システムの導入を促進する。
再生可能エネルギーの固定価格買取制度の開始で、太陽光発電の関心が高まっている。後継者問題などから耕作放棄地を抱える農林業従事者向けに販売を促進することで事業の拡大を図る。
商品の出力規模は50kW以下で、太陽電池モジュールは25年出力を保証、システムは10年保証。
価格はオープン価格。