IRジャパン、HVやEVに適した車載用IGBTを発売… 耐圧600V

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IRジャパン 耐圧600Vの車載用IGBT
IRジャパン 耐圧600Vの車載用IGBT 全 1 枚 拡大写真

インターナショナル・レクティファイアー・ジャパン(IRジャパン)は7月25日、耐圧600Vの車載用IGBT(絶縁ゲート型バイポーラ・トランジスタ)シリーズ3品種を発売した。

新製品は、表面実装システム向けの小型パッケージD2Pakに、IGBTとダイオードを内蔵。公称電流は24Aで、短絡耐量(SCSOA)は5μs以上となっている。

また、コレクタ-エミッタ間電圧VCE(on)が低いため、発熱を低減し、より高い電力密度を実現。最大定格電圧まで電流を供給可能な逆バイアス安全動作領域(RBSOA)の最適化により、動作温度は最大175度となっている。

新製品は、IR社の車載品質の部材で組み立てられており、鉛フリーで欧州の規制RoHS(特定物質の使用規制)に準拠。電気自動車やハイブリッド車で使われるエアコンのインバータ、ポンプ、PTCヒーターなどの用途に適している。

10万個購入時の単価は1.46米ドル(約114円)から。

《纐纈敏也@DAYS》

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