映画『007』シリーズ最新作として、11月に公開予定の『007スカイフォール』。同作品に起用されるボンドカーの象徴的存在、1964年式アストンマーチン『DB5』の同作品における撮影シーンが、ネット上で公開された。
この映像は19日、『007』の公式サイトで公開されたもの。11月の公開に向けて、順調に撮影が進む『007スカイフォール』のメイキング映像に、アストンマーチンDB5が登場している。
アストンマーチンDB5は『007』シリーズ第3作、『007ゴールドフィンガー』(1964年公開)に初めて起用。機関銃、可変ナンバープレート(フランス/イギリス/スイス)、脱着式ルーフ、攻撃用バンパーガード、オイル散布装置、煙幕、無線電話など、ボンドカーならではの数々の秘密兵器が組み込まれていることで話題となり、ボンドカーの代名詞的存在になった。
DB5は、『007トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997年)や『007カジノロワイヤル』(2006年)にも登場。しかし、ジェームズ・ボンド自身がカーチェイスシーンで運転するのは、1964年の『007ゴールドフィンガー』以来になるという。
このアストンマーチンDB5には、英国のナンバープレート、「BMT 216A」を装着。これは1964年公開の『007ゴールドフィンガー』当時そのままの演出だ。11月の公開に期待高まるメイキング映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。