トヨタ自動車は7月25日、2012年上半期(1-6月)の世界新車販売の結果を公表した。ダイハツや日野を含めたグループ全体の総販売台数は、上半期としては過去最高の497万0899台。前年同期比は33.7%増と大きく伸びた。
メーカー別では、トヨタが上半期の記録を更新する441万1100台を販売。前年同期比は32.9%の大幅増となった。米国や日本で、ハイブリッド車の『プリウス』を中心に販売を伸ばしている。
トヨタグループの497万台を、他の自動車メーカーの2012年上半期実績と比較すると、フォルクスワーゲングループが前年同期比8.9%増の445万台。トヨタはこれを52万台上回った。
また、GMは現時点では2012年上半期の世界新車販売の結果を公表していない。8月にGMが公表するデータ次第では、トヨタが上半期の世界新車販売において、ナンバーワンを奪回する可能性がある。