ヤマハ柳社長「インドネシア事業でテコ入れ強化」

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ヤマハ発動機が8月7日に発表した2012年12月期の第2四半期累計業績は、新興国の2輪車需要の低迷などにより、連結営業利益は50%の大幅減益になった。

主力のインドネシアでの2輪事業が複合的な要因で低迷しているためで、柳弘之社長は「新商品の継続的な投入などにより、下期から来年にかけてテコ入れを図りたい」と、強調した。インドネシアの上期(1-6月)の2輪市場は前年同期を5%下回ったものの、ヤマハ発動機の出荷は31%も落とした。

柳社長は「6月15日から実施されたローンの頭金規制の影響に加え、上期に投入した量販モデルのデザインのインパクトが少なく、十分機能していない」と指摘した。さらに、債権の質的な改善を図るため「与信の審査を厳しくした」ことも、販売に影響を与えている。

インドネシアでは上期に、開発の現地化を推進する「アセアン統合開発センター」が稼動したばかり。柳社長は「新興国のうちインドネシアとブラジルについては早急な建て直しが必要。継続的な商品力とコスト競争力の強化を図っていきたい」と語った。

《池原照雄》

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