三菱航空機、MRJエンジンの最終組立を愛知県で実施

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MRJ(資料画像)
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三菱航空機は、三菱リージョナルジェット(MRJ)用のPurePower PW1200G エンジンの最終組立と領収運転試験を、三菱重工業名古屋誘導推進システム製作所(小牧市)で実施すると発表した。

米プラット&ホイットニー社が開発する同エンジンは、量産段階に入ると名古屋誘導推進システム製作所での最終組立を経て、県営名古屋空港横に新しく構築されるMRJ最終組立ラインで機体に搭載される。

MRJのエンジンは、米国で開発されているが、三菱重工業が最終組立を実施することにより、機体、エンジンともに三菱航空機が本社を構える愛知県で製造し、世界へ出荷することになる。エンジンの開発進捗は順調に推移しており、PW1200Gエンジンは4月30日より開始した第1期飛行試験プログラムを6月21日に成功裏に完了した。

三菱航空機の江川豪雄社長は「MRJエンジンは第1期の飛行試験も完了し、開発が順調に進んでおり、心強い限り。エンジンの最終組立も愛知県で実施することになり、我々もMRJ量産に向けての準備を整えると同時に、飛行試験を予定通り進めることに万全を期す」とコメントした。

《纐纈敏也@DAYS》

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