インド自動車大手のタタモーターズは8月9日、2012年4‐6月期の決算を明らかにした。
同社の発表によると、傘下のジャガーやランドローバーを含めた売上高は、前年同期比30.1%増の4332億4000万ルピー(約6170億円)。純利益は224億5000万ルピー(約320億円)で、前年同期に対して12.3%の増益となった。
増収・増益となった要因は、傘下のジャガーとランドローバーの好調さにある。ジャガーとランドローバーの2012年4‐6月期世界新車販売は、8万3452台。前年同期比は34.4%増と伸びた。その内訳は、ジャガーが1万1774台、ランドローバーが7万1678台。
一方、タタモーターズ単独の2012年4‐6月期インド国内新車販売(商用車と輸出を含む)は、19万0483台。前年同期比は、3.6%減と落ち込んでいる。