Google、傘下モトローラ・モビリティで4000人の削減

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 米Googleは13日(現地時間)、傘下のモトローラ・モビリティの人員の2割に当たる4000人を削減するリストラ策を発表した。世界に90ヵ所あるモトローラ・モビリティの拠点も60ヵ所程度に統廃合する。

 Googleは昨年にモトローラ・モビリティの買収を発表。買収額は125億ドルときわめて大規模な買収劇で注目を集めた。買収の手続きは今年5月には完了していたが、Googleはモトローラ・モビリティの今後の方針などは特に発表していなかった。

 Googleがモトローラ・モビリティを買収した目的は2つあるとされている。ひとつは特許紛争を避けるため同社の持つ特許を手に入れ、特許資産を増強すること。もうひとつはIT、ソフトウエアのみのビジネスモデルから脱却し、ハードウエア開発、販売に進出するため。しかし、今回の発表ではまずモトローラ・モビリティの収益性を改善し、赤字を解消することが先決と判断したようだ。

 2012年第2四半期のモトローラモトローラ・モビリティの売り上げは12億5000万ドルで、営業損益は2億3300万ドルの赤字。昨年にも800人規模の人員削減を行なっているが、その効果は現れていない。

グーグル、傘下モトローラ・モビリティで4000人規模の人員削減

《山田 正昭@RBB TODAY》

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