Google Play介した不正アプリ、1万8000以上のダウンロード

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株式会社Doctor Web Pacific(Dr.WEB)は8月14日、「2012年7月のウイルス脅威」をまとめ発表した。7月は、ブロッカートロイの木馬に感染するシステムが増加する一方で、最も大規模なボットネットのひとつであった「BackDoor.Blackenergy」が遮断されたことにより、スパムトラフィックは著しく減少した。一方でWin32.Rmnet.12ボットネットは拡大を続けている。7月に最も多く検出された脅威は「Trojan.Mayachok.1」で、6月から18.5%増加している。主な目的は特定のサイトへのアクセスをブロックし、ユーザを有料サービスに登録させること。この手のトロイの木馬は犯罪者達の間で根強い人気を保っていることから、非常に割のいい手法であることがわかる。

また7月末、同社では「BackDoor.DaVinci.1」と名付けられた、Microsoft WindowsおよびMac OS Xの両方を標的とするクロスプラットフォームトロイの木馬を発見した。このトロイの木馬には、ルートキットテクノロジーを用いてMac OS X内で自身のプロセスおよびファイルを隠ぺいするという、他には見られない特徴がある。Androidを狙った新たな悪意のあるプログラムでは、7月の初旬にGoogle Playを介して配信されている悪意のあるアプリケーションが複数、Doctor Webのウイルスアナリストによって発見された。入手可能な統計によると、それらのプログラムのダウンロード回数は18,000回を超えているという。

Google Playを介して配信される不正アプリ、18,000以上のダウンロード(Dr.WEB)

《吉澤亨史》

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