【IIHS衝突安全】アキュラ TL、新オフセット衝突テストで最高評価

自動車 テクノロジー 安全
米国IIHS(道路安全保険協会)が実施したアキュラTLの新オフセット衝突テスト
米国IIHS(道路安全保険協会)が実施したアキュラTLの新オフセット衝突テスト 全 4 枚 拡大写真

ホンダの高級車ブランド、アキュラの米国主力セダン、『TL』。同車の高い衝突安全性能が、米国の公的機関によって認定された。

これは8月14日、米国IIHS(道路安全保険協会)が発表したもの。2012年モデルのアキュラTLが、IIHSの新スモール・オフセット前面衝突テストにおいて、最高評価を獲得したとアナウンスされたのだ。

IIHSの衝突テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、後方32km/hで実施。ダミー人形が受けた傷害レベルに応じて、GOOD(優)、ACCEPTABLE(良)、MARGINAL(可)、POOR(不可)の4段階で評価する。

また今回から、前面オフセット衝突テストに「新スモール・オフセット」と呼ばれる新方式を導入。フロント部分の運転席側1/4が当たるようにオフセットさせて固定バリアにぶつける。これは、実際の衝突事故に、より近づけるための変更だ。

アキュラTLは、この新スモール・オフセット前面衝突テストにおいて、ボルボ『S60』と並んで最高評価のGOOD(優)を獲得。同時にテストを受けた11台の中で、この2台だけが最高評価となった。

テスト結果を受けて、アメリカンホンダのアキュラ部門、Art St. Cyr副社長は、「アキュラは先進の安全性能を追求。高いレベルの乗員保護性能を備えている」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  3. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  4. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  5. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る