アウディ TT のロボットカー、最高速193km/hを計測

自動車 テクノロジー 安全
アウディTTのロボットカー
アウディTTのロボットカー 全 1 枚 拡大写真

未来の自動車のひとつの形として、開発が進められているロボットカー。アウディ『TT』をベースにしたロボットカーが、米国で193km/hの最高速を計測したことが分かった。

これは、スタンフォード大学の研究チームが発表したもの。同大学はアウディTTのスポーツグレード、「TTS」をベースにしたロボットカーで研究開発に取り組んでいる。その成果を確認する目的で、テストコースにおいて最高速計測に挑んだのだ。

もともと同車は、アウディの属するフォルクスワーゲングループと米スタンフォード大学が共同開発した1台。両者は未来のモビリティを研究する 「VWオートモーティブイノベーションラボ」(VAIL)を設立し、人工知能を備えた100%コンピューター制御の完全自律走行車の開発を行ってきた。

すでにVAILは、フォルクスワーゲン『トゥアレグ』や『パサート』をベースにしたロボットカーを開発。その最新作がアウディTTのロボットカーだ。アウディTTSは、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TFSI」を搭載。最大出力272ps、 最大トルク35.7kgmを発生する。

このアウディTTのロボットカー、愛称「シェリー」が、カリフォルニア州サクラメント郊外のサンダーヒルレースウェイをテスト走行。ストレートでは193km/hの最高速を計測。さらに全長約4.8kmのコースを、2分30秒以内で周回したという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る