川崎重工業は8月28日、「787ドリームライナー」基本型機(787-8型機)の100号機用前部胴体をボーイング社に納入した。
787ドリームライナーは、既に世界50社以上のエアラインとリース会社から800機を超える受注を獲得しているベストセラー機。2011年に初めてエアラインに納入されて以来、これまで17機が引き渡されている。
川崎重工は、2005年5月より787ドリームライナーの開発および量産事業に参画し、前部胴体、主脚格納部および主翼固定後縁を担当している。特に胴体構造部位では、民間旅客機として世界初となる複合材製の一体成形構造が採用されている。