帝人、アラミド繊維「テクノーラ」をNASA火星探査機の着陸用パラシュートに提供

自動車 ビジネス 企業動向
超音速パラシュート
超音速パラシュート 全 2 枚 拡大写真

帝人テクノプロダクツは、同社が製造・販売しているパラ系アラミド繊維「テクノーラ」が、昨年11月に打ち上げられた米航空宇宙局(NASA)の無人火星探査機「キュリオシティ」と着陸時に使用する超音速パラシュートとをつなぐサスペンション・コード(吊り下げ用のコード)の素材として採用されたと発表した。

【画像全2枚】

キュリオシティは今月6日(日本時間)、火星大気圏への突入後に、このパラシュートで降下しながら2分以内に時速約1450kmから時速約290kmまで減速し、無事火星に着陸した。

超音速パラシュートは、テクノーラ製のサスペンション・コードを80本装着。コードを含めた総重量は約60kg、直径約15m、全長は16階建てのビルに相当し、これまで製造されたパラシュートの中で最大のサイズ、最高の強度のもの。

NASAの計算によると、火星着陸時にパラシュートが受けた重力は9G(地上生活時の重力の9倍)で、80本のテクノーラ製サスペンション・コードが、27トンの重量に耐えたことを意味する。

同コードは、72.5トンの重量に耐える強度を備えており、くわえて寸法安定性、耐熱性など、テクノーラの優れた特性をNASAが高く評価。今回の採用に至った。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 次期トヨタ『GRスープラ』はハンマーヘッド顔に!? 450ps級ハイブリッドで2027年登場の可能性
  2. ホンダ23車種、ガソリンが漏れるおそれ…6月掲載のリコール記事まとめ
  3. スズキ『カプチーノ』復活の可能性!…軽規格を維持、FRレイアウトも継承か
  4. トヨタ『ライズ』次期型はRAV4デザインか⁉…6月のスクープ記事ベスト5
  5. ホンダ23車種・3364台をリコール 低圧燃料ポンプ交換作業に不備
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ETASとエレクトロビット、ADAS向け統合ソフトウェア基盤を発表…人とくるまのテクノロジー展 2026
  2. ボッシュがなぜ「しろくまくん」を買収したのか? “熱とAI”が変える、SDV時代の勝算
  3. BMW工場にヒューマノイド「Figure 03」導入…フィジカルAIで全身協調制御
  4. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  5. バックミラーは「銀座4丁目」だった…電子ミラー最大手「ジェンテックス」が握る車内センシングの主導権
ランキングをもっと見る