トヨタ、ロシア工場で増産…カムリ 新型の需要に対応

自動車 ビジネス 企業動向
2011年11月、ロシアのサンクトペテルブルク工場でラインオフした新型トヨタ・カムリ
2011年11月、ロシアのサンクトペテルブルク工場でラインオフした新型トヨタ・カムリ 全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車のロシア生産子会社、トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ロシア(TMMR)は9月3日、サンクトペテルブルク工場に追加シフト(2直化)を導入し、増産体制に入った。

今回の増産は、新型『カムリ』の受注が好調なことを受けたもの。新型カムリの2012年1‐7月ロシア新車販売は、1万9950台。前年同期比は54%の大幅増を記録している。

サンクトペテルブルク工場では現在、約1750名を雇用。このうち、追加シフトの導入が、600名の追加雇用を生み出した。

2直化を果たした初日の9月3日、TMMRの松永良典社長は、「今日はトヨタにとって非常に重要な1日。2直化はサンクトペテルブルク工場の稼働以来、最も意義のある増産だ」と語っている。

また2012年2月、TMMRは2014年内をメドに、サンクトペテルブルク工場に車体プレスと樹脂成形の工程を追加すると発表している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  3. 唯一無二の4気筒250cc!カワサキ『Ninja ZX-25』初の特別仕様「RR」登場に「よっ!待ってました」の声
  4. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  5. ランボルギーニの新型スーパーカー、初のカスタマイズ仕様「ポルト・チェルヴォ」公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る