8月のトヨタ米国新車販売、40.2%の大幅増

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トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は9月4日、8月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は18万8520台。前年同月比は40.2%増(季節調整済み)と、7月の26.1%増を上回る大幅増を記録している。

トヨタブランドの乗用車系では、主力3車種の好調さが目を引く。ベストセラー乗用車の『カムリ』は、前年同月比21.6%増の3万6720台。『カローラ』は48.1%増の2万4311台だ。『プリウス』は122.4%増の2万1111台と急増。米国では、プリウスの販売台数に『プリウスc』(日本名:『アクア』)が含まれるため、大幅増はその効果でもある。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、『RAV4』が前年同月比141.2%増の1万5685台と牽引。『ハイランダー』も42.2%増の1万1441台と好調だ。大型ピックアップトラックの『タンドラ』も68.1%増の1万1347台、小型ピックアップトラックの『タコマ』も41%増の1万2193台と売れた。

レクサスブランドでは、SUVの『RX』が大幅改良の効果で、前年同月比32.7%増の8628台と大きく増加。新型を投入した『ES』は、94.4%増の7557台。新型『GS』は1831台を販売し、前年同月実績に対して4.7倍の伸びを示す。

トヨタの2012年1-8月米国新車販売は、前年同期比30.4%増の139万9514台。米国トヨタ販売のビル・フェイ副社長は、「この1年間に投入した新型車のいずれもが、顧客に支持されている」とコメントしている。

《森脇稔》

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