ホンダの米国法人、アメリカンホンダは9月4日、8月の新車販売の結果をまとめた。総販売台数は13万1321台。前年同月比は7月の45.3%増を超える59.5%の大幅増で、4か月連続で前年実績を上回った。
ホンダブランドの乗用車系では、新型『シビック』が2万4897台を販売し、前年同月比は106%増と引き続き好調。これを上回ったが、『アコード』(日本名:『インスパイア』)で、前年同月比89%増の3万4848台を売り上げる。
ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力車種の新型『CR‐V』が、2万3877台を販売。前年同月比は44.1%増と大きく伸びた。日本仕様とは異なる北米専用ミニバンの『オデッセイ』も、61.3%増の1万2750台と人気だ。
アキュラブランドでは、主力セダンの『TL』が前年同月比33.2%増の3201台と、2か月ぶりの回復。『TSX』は7.1%減の2103台と、2か月連続のマイナスだ。SUV2車は好調で、新型を発売した『RDX』が156.9%増の2926台、『MDX』も77.5%増の5549台と売れている。
ホンダの2012年1-8月米国新車販売は、前年同期比23.2%増の94万9247台。アメリカンホンダのジョン・メンデル副社長は、「ホンダ車への需要が根強いのは明白。過去4年間の販売新記録達成に向けて、順調な足取り」と述べている。