踏切手前でスリップしたバイクが通過列車と衝突、2人死傷

自動車 社会 社会

9月3日午後9時30分ごろ、兵庫県明石市内にある山陽電鉄線の踏切で、警報機や遮断機が作動した後に2人乗りバイクがスリップしながら踏切内へ進入。通過中の特急列車と衝突する事故が起きた。この事故でバイクの同乗者が死亡。運転者が軽傷を負っている。

兵庫県警・明石署によると、現場は明石市大久保町江井島付近にある踏切。2人乗りバイクは踏切手前でスリップ。そのまま警報機や遮断機が作動した踏切内へ進入し、通過中の下り特急列車(阪神梅田発/山陽姫路行き、6両編成)と衝突した。

この事故で後部に同乗していた22歳の男性が全身を強打して即死。運転していた同市内に在住する22歳の男は踏切手前でバイクから振り落とされ、足などを打撲する軽傷を負った。警察はこの男を自動車運転過失致死の現行犯で逮捕したが、治療を目的として直後に釈放している。列車の乗客乗員約300人にケガはなかった。

調べに対し、列車の運転士は「バイクが滑り込むようにして踏切内へ入ってきた」と証言しており、警察ではバイクを運転していた男の回復を待って詳しい事情を聞く方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ソニー・ホンダが発表予定の新コンセプトカーに「期待十分」の声、進化の早さに「想像以上」とも
  2. 「カッコいいじゃん」内外装を大幅アップデート! ホンダ『パイロット』改良新型に高評価の声続々
  3. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
  4. レクサスとスバルが首位獲得、2025年日本自動車テクノロジー調査…J.D.パワー
  5. 「エスティマ難民」のあなたに? トヨタ『シエナ』2026年モデル発表…11月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る