市光工業、グループ再編の一環で子会社2社を解散

自動車 ビジネス 企業動向

市光工業は、子会社の市光インターナショナルと市光エンジニアリングを解散すると発表した。

市光は、経営体質の強化に向けた事業構造改革を推進しており、この一環として、本業である自動車部品製造事業に経営資源を集中するため、グループ会社の再編にも取り組んできた。今回、この一環として将来性が見通せない2社を解散する。

市光インターナショナルは、市光が70%、双日プラネットが30%出資して設立、自動車用原材料販売事業を展開してきた。今年10月上旬をメドに解散する。

また、市光の100%出資子会社の市光エンジニアリングは取出機など、自動装置の製造を手掛けてきた。同社の業績は悪化しており、改善には相当の時間を要すると判断、グループ経営の効率化の観点からも9月末に解散する。

市光エンジニアリング解散に伴って、同社に9億2500万円の債権を持つ市光は、一部債権放棄が発生する見込み。ただ、市光は、債権回収不能見込額について貸倒引当金を設定しており、業績への影響は軽微としている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. タワーバーだけじゃない! ボディ補強パーツの最新事情と乗り味革命~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る