JTB、学校宿泊型の防災訓練プログラムの販売を開始

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いのちの体験教室@学校 プログラム例
いのちの体験教室@学校 プログラム例 全 1 枚 拡大写真

 JTB法人東京は、公益社団法人危機管理協会と連携し、学校向けに、災害発生により帰宅できなくなることを想定して行う、学校宿泊型の防災訓練プログラム「いのちの体験教室@学校」の販売を9月3日より開始した。費用は1名4,800円から。

 同プログラムは、東日本大震災以降、学校の災害時に果たす役割の重要性が見直されるなか、学校関係者からの防災備蓄品の活用方法についての疑問や不安の声や、危機管理の重要性を訴える声から企画された。

 プログラムは一泊二日で、災害時用保存食や寝袋、簡易トイレなどの防災備蓄品を実際に使用しながら、学校の教室や体育館などで宿泊。体験的に学び、困難な状況を乗り越えるために自ら考え実行する実践的な内容とする。

 東日本大震災での被災者による体験談の聴講や、備蓄品の実使用、災害時避難所でのコミュニティづくりの考え方など実践方式による防災研修が組み込まれ、研修の最後には、危機管理協会が認定する「危機管理主任4級」試験を実施して、緊急時の対処能力に対する理解を深める。

 プログラムの費用は1名4,800円からで、このうちの100円は被災地支援のための費用として寄付される。基本パッケージには、水、備蓄食、寝袋、簡易トイレの防災備蓄品4点、防災講習6時間と危機管理主任4級受験料が含まれる。最少催行人数は120名からだが、人数が満たない場合は個別のプログラムにアレンジも可能。また、教職員団体向けのプログラムもアレンジが可能だという。

 まずは東京・千葉・神奈川エリアの学校での導入を広げ、今後は企業や地域参加型のプログラムを企画し、全国展開を予定している。

いのちの体験教室@学校
最少催行人数:120名~
※人数が満たない場合は個別のプログラムにアレンジ可。また、教職員団体向けのプログラムもアレンジ可
費用:1名4,800円~(防災備蓄品や講習内容により変動)
※基本パッケージには、防災備蓄品4点(水、備蓄食、寝袋、簡易トイレ)、防災講習6時間、危機管理主任4級受験料を含む

《勝田 綾》

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