8月の日本製EV米国販売、日産 リーフ は5割のマイナス

エコカー EV
日産リーフ(米国仕様)
日産リーフ(米国仕様) 全 3 枚 拡大写真

日産『リーフ』、三菱『i-MiEV』(米国名:『i』)、ホンダ『フィットEV』。この3台の日本製EVについて、8月の米国販売実績が出揃った。

これは北米日産、三菱モータースノースアメリカ、アメリカンホンダの各社が明らかにしたもの。北米日産の発表によると、8月のリーフの米国販売台数は685台。5月の510台、6月の535台、7月の395台から続いていた減少傾向は食い止めたものの、2011年8月の1362台に対しては、49.7%の大幅減となった。

大幅減となった要因について、北米日産からの説明はない。2012年8月は、前年同月よりもディーラー稼働日が1日多かった。にもかかわらず、5割近い落ち込みだ。2012年1‐8月累計でも、前年同期比31.5%減の4228台にとどまる。

また、リーフは2012年末、米国テネシー州スマーナ工場で現地生産を開始する予定。それに合わせて初の大幅改良が施されるとの噂もあり、それに伴う買い控えの可能性も指摘できる。

一方、三菱i-MiEVの8月米国実績は、6月、7月の33台とほぼ同じ37台。i-MiEVは現地では2012年1月にリリースされたばかりだが、2012年1-8月では累計403台を販売している。

ホンダの『フィットEV』は8月、9台を販売したのみ。これは、販売エリアがカリフォルニア州とオレゴン州の2州に限定されるためだ。7‐8月累計でも、16台が登録されているに過ぎない。

《森脇稔》

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