【トヨタ オーリス 新型発売】隠れた部分にも凝ったつくり…クラスを超えた上質感めざす

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ・オーリス 150X
トヨタ・オーリス 150X 全 12 枚 拡大写真

新型『オーリス』のインテリアデザインで注目なのは質感へのこだわりだ。とくにインパネは、アシスタント側オーナメント部分に、なんと本革を貼り込んだ仕様もある。このクラスではありえなかった、手の込んだ処理だ。ほかにフィルム転写によるカーボン調、ブラックメタル調も設定する。

一方でソフトパッドは、インパネの上面や、ドアトリムの上部にも用いられた。手で触れやすい場所だけに、効果が実感できる。Aピラーガーニッシュもこのクラスでは樹脂が一般的だが、ファブリック巻きとし、上質感を演出している。

アクセントの金属調オーナメントもポイントだ。ドアグリップ、オーディオパネル、シフトベゼル、レジスター(空調吹き出し口)周囲などに採用。シルバー塗装、半光沢のサテンメッキ等、部位ごとに使い分けている。メーターリングはクロームメッキだが、欧州仕様は半光沢。「仕向け地ごとのお客様の趣向に合わせている」(製品企画本部・ZE主幹 寛永敏生氏)とのこと。

RSのシフトレバーの頭部のシフトパターンも裏から文字を掘り込んだクリアパネルを採用。凝った造りがオーナー心をくすぐる仕上がりだ。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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